外国語を覚えたい!!と思っていても、なかなかすぐには覚えられないものですよね。
「韓国語は発音が難しい」「私はすぐ忘れっぽくて…」などと臆病になったり、怖がったりする必要は毛頭ありません。段階によって、あきらめないで続けることが必ず上手になる秘訣です。

最初から張り切りすぎて「短時間で勝負を付けるぞ!」なんておもわないでください。
決してよい結果は得られません。世の中には時間をかけなければならない事が多々あります。
韓国語もその中の「一つ」と言えるかも知れませんネ?

自分がよく知っている文章でも、実際に,口で話してみなければ、そのフレーズはなかなか思い通りには出てこないものです。知っていることと慣れていることは全然違います。従って、話してみたい文章やよく言う表現は口が慣れるまで繰り返すことが大切です。そうする事で今まで休んでいた口の中のハング筋(韓国語を上手に話せる筋肉のこと)が"待ってました!!"と目を覚まして活動してくれるのです。
なぜなら、「発音」は聞くだけでは決して上達への近道にはならないからです。
テープやCDはリスニングのレベルアップになるかもしれないが、「発音」の練習にはマイナスになる面が生じるからです。尚、確固たる自分のものにするためには、やはり韓国人の口を見ながら徹底的に真似をすることで尚一層上達が早くなるのです。
単語の詰め込みではなく、文章で学ぶ経験をすることで韓国語のニュアンスをきちんと理解することができます、文章の構造、すなわち分解と組み立ての原理も身に付けられる。
最初から文法中心だと韓国語の「会話」にはあまり役に立ちません。
最小限の文法を適用しながら、会話の表現の仕方を中心に勉強していくことが大切です。
例えば、韓国語に対して思っていた誤解や偏見があったとしたら、それを捨てて実際に見て、聞いて、感じたことをすべて素直に受け止めることが大切です。幼児が韓国語を完璧に出来るのは何の偏見もないからです。
独学で韓国語を覚えたとしても、流暢に駆使できる人は、残念ながら一人もいらっしゃらないでしょう。ですから、いくら学習方法が優れていたとしても、物事はそう簡単に行かないわけですから何度も同じことを言うようで恐縮ですが、やはり韓国人と直接会って実際に話す機会がないと、どんな天才でも無理ですよ、と断言して置きましょう。
今、振り返ってみると、自分にとって一番の師匠は「失敗」という二文字でした。
様々な失敗を恐れず繰り返して行くうちに必ず色々なことを感じたり、経験出来たり、知らないうちに身に付いていたりと、この失敗が教訓となり、またステップ台として前進して行けるのです。だから失敗は多いにするべきなのです。
無駄はありません。「七転八起」の言葉通りです。「失敗にはメリットあり」です。
よくあるケースですが「私は物覚えが悪い」と言って、自分の頭や年のせいにしてしまう人がおりますが、そうではなく、万民の心を魅了してやまないダイヤモンドでも元石のときはただの石ころです。磨かれてあのような目が眩むほどの素晴らしい宝石になるのです。ですから「これはいい表現だな〜」「使ってみたいな〜」と思ったらすぐメモっておくことです。やがては「会話ノート」という宝が財産となっていくことでしょう。
 
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